若い学校栄養士さんと話していると、ふと言われました。
「ご飯の(給食)の日って、あと1日増やせないんですかねぇ」
!!
あなたもそう思ってくれるのね!!でも、なぜ!?
私が勤務する給食センターも、
その子のセンターも、
主食は、週にご飯が3回、パンが2回です。
その子はまだ栄養士になってちょっとなので、
パンの日の献立をたてるのに、とても苦労するんだそうです。
「私が献立をたてるのが下手だからいけないんですけど、
どうしても、シチューとか、そんなのばっかりになるんですよー。
でも、夏にシチューもなんだかちょっと・・・と思うしー」と。
私もそうです。
ご飯の日のおかずはいくらでも思い浮かぶのに、
パンの日は結構苦労します。
献立は一か月分まとめてたてます。
私の場合は、
白い紙にカレンダーを書いて、
それに鉛筆で、主食(ご飯かパン)に合わせて
おかずを書き入れていきます。
すると、どうしても、
ご飯の日ばかり埋まっていき、
パンの日が空欄で残る。
それを後から、悩みながら埋めていく・・・
もちろん、米飯給食がいいと思う理由は他にたくさんありますが、
それは改めて書くとして、
この若い栄養士さんの悩みって、結構核心をついているのでは!?
だって、日本人の主食はご飯。
(そうでない人もいますけど)
ご飯に合うおかずの方が、圧倒的に食べてきた回数が多いです。
それなのに、たてる献立の4割は、パンにあわせなくちゃいけない。
これって、結構難しいです。
「栄養士がパンの献立をたてられないから、ご飯にしたい」
という意味ではなく、
「4割がパンっていう学校給食は、
普通の日本人の食生活を考えても、やっぱりおかしい」
と思うのです。
みなさんはどう思われるでしょうか?
ああ、書いていたら、
米飯給食を希望する本当の理由をもっと書きたくなってきた・・・
またあした!!