(写真は、かつおさん からお借りしました。)


口蹄疫が宮崎県で発生してから、

約3ヶ月。


家畜の移動制限が、ようやくすべて解除されました。


殺された家畜、約30万頭。




宮崎県を初め、近隣の県の畜産農家さん、

防疫作業に関わられた方々、

宮崎県民のみなさん、

少しはほっとされたことでしょうね。




宮崎県はこのような発表をしています。

「非常事態宣言」の全面解除及び今後の取組みについて




いろんな立場から、

それぞれの意見があると思います。



私の立場から・・・


ウイルスを排除することだけでなく、

なぜ、ウイルスが突然猛威を振るうことになったのか、

なぜ、感染が一気に拡大したのか、

その背景、

家畜の飼い方に問題はないのか、

消費者の意識の問題、

その辺ももっと議論されるようになるといいなーと思います。



宮崎県の畜産農家さんだけの問題でなく、

日本国内の畜産農家さんの問題だけでもなく、

私達、消費者の問題だと思います。



だけど、実際、真剣に考えるのは、

行政や農家さんだけですよね。



「国や県が対策をとってくれる」

「畜産農家が考えること」

ではなく、

消費者の意識がかわらなければ、

「食」の生産現場は変わりません。




「情報化社会」と言われていますが、

行政やマスコミの情報を待っているだけでは

伝わってこない

「真の情報」もたくさんあります。



何が正しいのかは、一概には言えませんが、

いろんな情報を元に自分で判断した、

「自分なりの意見」を持ち、

それに沿って行動する。


難しいけど、

大切なことですね。