私の食に対する考え。

とても真面目になっちゃうので、

関心のない人はスルーしてください。




今の時点での考えです。

医学も科学も栄養学も日進月歩。

なので、私の考えも、

変わっていく可能性大ありですので、

ご了承くださいね。



原点は、

これほど医学や科学が進歩して、

暮らしが豊かになって、

いろんな食べものが食べられるのに、

どうして、

人はどんどん健康じゃなくなっているんだろう?

と疑問を持ったことです。


生活習慣病、難病、アレルギー、心の病は増える一方。

衛生状態がよくなったことで、

なくなっていった病気もあるけれど、

それ以上に増えていく新しい病気。

心を病んだ人の多さ。

これって、戦後のことではないですか?


今元気な人でも、

その子ども、孫は、どうなっていくんだろう?


戦後変わったことはいろいろあるけど、

食に関して言えば、

ここ60数年の間で、

人類が今までに経験したことないような(推測)

変化がおきています。


それまで、何千年もの間、

人間は、自分の歩ける範囲で採れた物を、

自らの手で加工して食べてきました。

食べものを保存するにしても、

電気の力を借りることはありませんでした。


野生の生き物はすごいですね。

何を食べたらいいのか、ちゃーんとわかっています。

シマウマは、となりにウサギが走ってきても食べない。


パンダに牛乳を毎日飲ませたら病気になるだろうし、

ライオンに煮魚を毎日与えたら、病気になるでしょうね。


何が言いたいのかというと、

それまで何百年、何千年、と食べてきたものが、

1番体に合っていると思うんです。


逆に言うと、

気候や移動によって少しずつ変化する食べものに

体が慣れるには、

相当長い時間が必要だと思います。



日本人に限って言えば、

長い間食べてきたものと言えば、

穀類(主に米)、季節の野菜、豆、種実、発酵食品、魚、海草、

贅沢品としての動物性蛋白質を少々。


一見質素に見えますが、

これらの食べものだけで、

1日何十キロも歩いたり、

一日中働いたり、

すごい体力を、

昔の人は持っていたんですね。



じゃあ、昔の食事に戻れば、それでいいのか?


残念ながら、そう簡単にはいかないと思っています。


日本の農業も、戦後変わってしまいました。

あまり詳しくはないのですが、

農薬、化学肥料を異常に使い続けた結果、

土が痩せ、

味が変わってしまっているそうです。

味が変わったと言うことは、

栄養が変わったということ。

短期間での大きな変化ですから、

人間の体はついていけません。


昔に比べて、栄養はずいぶん減っているようなので、

食事の内容を昔のように戻したからといって、

本来の自然な、活力のある体を保つことができません。



そこで、どうしたらいいのか、

初めて考える必要があるのだと思います。


昔から食べてきたものを食べるのが、

本当は1番いいということは、

他の生き物たちがそうであるように、

当たり前のことだと思うんです。

どこかから持ってきた栄養学を、

地球上のすべての人間に当てはめて考えるのは、

(体格などの考慮はあるにせよ)

ちょっと違うんじゃないかな?



でも、

気をつけていてもいくらでも入ってくる化学物質。

食べものからどんどん減りつつある栄養素。


ほんとうは不要なものを、どう避けるか、

いかに体から出しやすくするか、

ほんとうに必要なものを、どうやって摂るか。


議論が必要なところは、そこじゃないかなぁ?



私なりに今思っているのは、


基本の食事は、昔ながらの和食。

(砂糖の多用は避ける)

穀類をしっかり食べ、

野菜も旬のものをたっぷり食べ、

旬の魚も食べ、

豆、種実、海藻もいろんな種類を食べる。

調味料は本物を。


これを本当においしいと思うためには、

小さい頃から食べなれていることが必要。



不要なものを避けるために、

砂糖を摂り過ぎない。

過度に精製されたものは避ける。

添加物、化学調味料を摂らない。

本当の作り方をした

発酵食品(みそ・醤油・納豆・酢・酒など)を使う。

出来る範囲で無農薬のものを選ぶ。


不要なものを体から出すために、

玄米も食べる。

野菜をしっかり食べることで、自然な食物繊維を摂る。


本当に必要な、足りなくなった栄養を補うために、

小魚(骨ごと食べられる)を摂る。

皮ごと食べられる野菜は、皮ごと食べる。

(栄養と味は皮に多いので)

自然に近い育て方をした良質なものを選ぶ。

動物性蛋白質は、質のいいものを少量摂る。



たまにはお楽しみの好きな食事を。




こんな感じでしょうか?

もしかしたら、もっと積極的に、

足りない栄養を補う必要があるのかもしれませんが、

何をどう摂ったらいいのか、まだわかりません。



でも、これだけ変えるだけでも、

からだとこころはずいぶん健康になると思います。




思いつくままに一気にざーーーっと書いたので、

足りない点、わかりにくい点、

あると思います。


真面目な記事ですねぇ。

全部読んでくれる人がいるのかなぁ?


細かい根拠なんかは省きましたけど・・・



食にこれまで関心があまりなかった方は、

言葉の意味もわからないところが多いかもしれません。


ご意見、ご質問、ご批判、なんでもどうぞー。

みんなで考えることが大切かなーと思ってまーす。


「からだはすべて、食べたものでできている」

これだけは、間違いない!