たった3日で、
約1万人もの人が亡くなった事故。
その被害の大きさにも関わらず、
世界からあまり注目されなかったのは、
被害がこの街だけで済んだから?
2年後には、
当時のソ連(現ウクライナ)で
『チェルノブイリ原子力発電所事故』が起き、
その被害の大きさゆえ、
長い間に渡って、
日本のテレビの
ドキュメンタリー番組などでも取り上げられてきましたが…
私は、
それと同じ間に、
この街について、
日本のマスメディアを通して、
何かを知った事はありませんでした。
この『ボーパール』という街では、
事故から25年が経った今でも、
10分以上居れない
「汚染区域」が残っているそうです。
その事実が、
中国の脅威の前では、
米・印両国間の「しこり」にもならないのは、
悲しい現実です。
私たちが納めた税金が、
ただバラ撒かれる前に知らなければいけない「事実」は、
世界に沢山あるのかも知れませんね。