上の画像は、
今年7月末に、
偵察飛行を終えて、
東南アジアの基地に帰還した『U-2』だそうで…
まだ、現役だったんですねΣ(゚д゚;)。
『U-2』と言えば、
1960年5月に
当時のソ連領空で起こった
『U-2撃墜事件』が有名でしょうが、
その初飛行は、1955年8月。
もう、54歳???Σ(゚д゚;)
(現存の機体は、いつ製造されたんだろ?)
(今、何機残ってるんだろ?)
米ソ冷戦~現代まで、
米空軍と
CIA(米・中央情報局)に採用され、
(CIAでの運用は、1970年代まで)
高高度を飛行可能なスパイ偵察機として、
共産圏の
弾道ミサイルの配備状況など、
敵国の領空に侵入し、
機密情報を撮影していましたが、
迎撃する為の
戦闘機やミサイルが登場し、
その任務は、
後継の
超音速・高高度偵察機『SR-71』に…
しかし、
敵国上空への
強行偵察は無理でも、
著しく進歩する観測機器を用いれば、
低軌道を周回する偵察衛星よりも、
より精度の高い
情報収集が可能なんだとか…
さらに、
現在活躍する無人偵察機よりも、
『U-2』の方が、
より高い高度を飛行し、
ペイロード重量も、
『U-2』の方が多いので、
状況によっては、
『U-2』でなければ、
任務が遂行できない事があるのかも?
これは、
近年、
近代化改修された
『U-2(U-2S)』のコクピット。
エンジンを換装し、
通信機器の能力を大幅に向上させ、
最新鋭の
無人偵察機と同等の能力を、
『U-2S』にも持たせているんだとか…
また、
最新の観測機器を
ミッションに合わせて
様々に変更できるんだとか…
それより…
『U-2』独特の
離着陸方法は、昔と同じ?
一番上の画像でも、
胴体にしか
車輪が見えてませんしねぇ。
離陸時は、
離陸と同時に外れる
補助輪を装着して滑走し、
着陸時は、
安全な速度になってから、
翼端を地面に擦り付けて停止するんだそうで…
知らんかったわぁ( ̄□ ̄;)