この「名機」があれば… | ものづくり系会社員の戯言?

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「心」の世界から「ものづくり」の世界に転身して奮闘する『変わり者』の徒然日記



ものづくり系会社員の戯言?-PS-1 5801







 今、オーストラリアは大変です。






 最高気温が46℃を超え、




 そんな中、


 大規模な山火事が発生し、




 現在、確認できているのは、




 750を超える建物が消失し、




 128名の方が亡くなり、




 放火容疑で2人が逮捕されたそうで…






 さて、




 「山火事」と言えば、




 日本国内で発生した時に、


 皆さんがニュースで見るのは、


 


 消防や自衛隊のヘリによる消火活動だと思いますが、




 日本の山火事と


 海外で発生する山火事は、規模が全く違いますからねぇ。


 


 今回のオーストラリアの山火事では、


 東京都と同じ広さの面積が既に消失したそうで…






 そんな大規模な山火事に、



 日本と同じ様に、


 ヘリコプターでの消化と人海戦術に頼れば、追いつきません。




 


 でも、現実は、


 


 ヘリコプターや航空機と


 消防士や軍隊による「人海戦術」が基本で、




 自然鎮火を期待する場合もあるそうです。




  私は、


 そんなニュースを見る度に思うんです。




 こういう時にこそ、


 日本の「消防飛行艇」が活躍するんだろうに…と。






 まぁ、実機はまだ無いんですが、




 随分昔に実験が行われ、


 有効なデータが得られているそうです。




 


 1機で


 15トンもの消火用水や消化剤が搭載可能。




 これは、




 消防ヘリ21機分、


 一般的な消防飛行艇2.5機分に相当。




 


 しかも、




 「飛行艇」なので、


 川や湖を滑走する事により、取水が可能。




 タンクを満水にするのに、


 約20秒しか要さないというのが素晴らしい!






 この「消防飛行艇」には、


 世界各国から注目を浴びていて、




 製造元の新明和工業は、


 世界に向けて売り出したいそうですが、




 元が、


 海上自衛隊に配備されてきた


 対潜哨戒機・救難飛行艇なので、




 「武器輸出三原則」が緩和されないと、無理。






 いっその事、


 現行の救難飛行艇と同じ海上自衛隊に配備して、


 


 国内だけでなく、


 近隣国で大火災が起こった時に




 すぐに駆けつけて、活躍できれば良いのに…