恒常的な「手抜き」の結果 | ものづくり系会社員の戯言?

ものづくり系会社員の戯言?

「心」の世界から「ものづくり」の世界に転身して奮闘する『変わり者』の徒然日記


ものづくり系会社員の戯言?-NOAA-N



 上の画像は、


 先日、打ち上げに成功した

 米国の気象観測衛星を製造中に起こった事故の一コマ。


 

 小さい画像で見難いかも知れませんが、


 左側の白い台座(台車)から転げ落ち、

 倒れて壊れてしまった衛星が右側にあります。



 約100億円もの費用と、

 数年の月日が費やされる衛星がこうなった原因は、


 現場の技術者が、 

 衛星を台座に固定する際、

 

 恒常的に、

 全てのボルトでは固定しなかった事によるもので、



 理由は、

 「手間が惜しかった」のと、

 「それまで、何の問題も起こらなかったから」なんだとか…



 そんな「思い込み」による事故は、

 何所ででも起こりそうなものですが、


 監督者が注意しても、

 なかなか改善されないでしょうね。



 まぁねぇ、

 完く手が無い訳ではありませんが…