地上600kmの高度を周回する、
『ハッブル宇宙望遠鏡』のお話…
皆さんの記憶には、在りますか?
1990年に打ち上げられて以後、
様々な、貴重な、
天文学史に残る「天体写真」を、私たちに与えてくれたのですが、
打ち上げ当初は、
僅か0.002mmの歪みにより、
予定していた
「分解能」の5%しか発揮できない状態にあったそうで…
以後、修正ソフトにより、
その能力は予定の58%にまで回復。
幾度もの、
故障と修理が繰り返されてきましたが、
先月末に、システムダウン(機能停止)。
回復作業にも失敗し、絶望的?
このままでは、
2010年頃に、地球に落下(燃え尽きる)予定?
2013年には、
後継となる
『ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡』が打ち上げられる予定。
より高度な観測が成される事を願っていますが…