音楽は捨てるな | ものづくり系会社員の戯言?

ものづくり系会社員の戯言?

「心」の世界から「ものづくり」の世界に転身して奮闘する『変わり者』の徒然日記

「奇跡のシンフォニー」オリジナル・サウンドトラック/サントラ
¥2,520
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 タイトルは、

 劇中の台詞から…


 

 私にとって、


 この映画は、

 ただ感動するだけでは終わらない。



 主人公の少年を探すチェリストの母親、


 ライラを演じる、

 ケリー・ラッセルの姿を見て、


 ふと何かが、頭を過ぎる。



 不幸して、音楽を失う境遇。


 音楽への取り組み方が、どこか似てる。


 過去の身近に、そんな人間が一人…

 

 でも、

 

 物語の母親は、

 息子に会える事を信じて、再び音楽の世界に。


 そして、最後には…



 私も、


 そんな幸せな結末を夢見て、


 少しは信じてみようかと思う、今日この頃。


 馬鹿な事かも知れない。



 でも、

 失えば、取り戻せば良いのだから…



 何も出来なかった自分が許せず、


 楽器に触れる事無く、

 歌も歌えなくなってから数年。


 ただ腐って、

 楽器と音楽を前に涙する人間に、


 

 今、再び、改めて、

 音楽の素晴らしさを教えてくれる人が居るのだから、



 その人たちと同じステージに、


 手を取って上がらせる事を夢見て、信じて、 


 生きていくのも良いものかも知れない。 



 音楽は、


 喜びだけでなく、

 悲しみとともに在るけど、


 いつも人の心とともに在る事に変わりは無い。


 だから、

 人と人との「繋がり」を生む事が出来る。



 自分にも、

 他の誰かにも、


 そういう時が在る事を信じて、

 そういう時が来る事を信じて、


 一歩ずつ踏み出してみようかと、


 この映画を見ての「決意」的な想い。



 「奇跡」は、


 起こる事を願うよりも、

 起こそうとする事こそが大切なのだし、


 人生は一度きりだし。



 そこに、

 「感動」と「笑顔」と

 一粒だけ「涙」があったりすれば、


 私にとっては、

 

 それが、

 人生で一番幸せな時になるんでしょうよ。


 まぁ、

 あんまり贅沢は言わない人間なんだけど…