- 自衛隊裏物語-みんなの知らない国防組織の真実/後藤一信
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「テロ特措法」で揺れている日本ですが、
今日、
社民党議員に対する政府の答弁書で明らかになったのが、
インド洋やイラクに派遣された
延べ約1万9700人の自衛隊員の中に、
在職中に自殺した隊員が16人居たという事です。
あなたは、この数が多いと思いますか?
それとも、
「戦地に軍隊を派遣している」国よりは少ないと思いますか?
私には、
数字の上では、
年間の殉職自衛官より多いですし、
戦地に軍隊を派遣している国に比べれば、
自殺者は格段に少ないだろうとは思いますがね。
ですが…、
国を代表して「国際貢献」に携わってくれた自衛隊員に対しては、それなりの配慮(ケア)がなされるべきだと思います。
中には、
日本では想像も出来ない程の
現地の実状との差や、無力感に苛まれたり、
様々な制限の中で、
極度の緊張をもって任務遂行にあたり、
心身を疲弊して帰国していた者も居たかも知れません。
防衛省では、
戦闘による「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」については研究していると思いますが、
海外派遣の後には、隊員のケアはどうしていたのでしょう?
その裏で、
ゴルフをしながら、
私服を肥やす事しか考えていなかった者には、
まぁ、「見せしめ」の為にも…と考えたくなるものですがね。