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「心」の世界から「ものづくり」の世界に転身して奮闘する『変わり者』の徒然日記

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 私は、このニュースを聴いた時、

 「またか!」と憤りを感じたんですがね。


 奈良の「妊婦搬送中流産」の話です。


 去年8月には、

 出産途中で容態が急変した妊婦をたらい回しにして、死なせていますからね。



 少子化が進む中、

 産婦人科医療は、既に崩壊したとも言われています。


 それでも、

 現状を少しでも改善しなければならない今、

 こんな問題が起こるのは、非常に情けないと思うのですが…


 訴訟問題が一番のネックと言うのなら、


 少しでも、リスクを減らす努力はしないのか?


 まぁ、リスクを減らす為に、

 「救急搬送」の受入を拒否している可能性もありますがね。


 私には、

 この先も、同じ事が繰り返されそうで、とても怖いです。


 

 さて、

 高度なシステムが構築されても、

 それを人間が使い切れていない、現代社会?


 救急車の現在位置は、

 指令センターで把握できていても、


 向かうべき病院の情報が、

 同じ画面に表示されていないのは不思議です。


 

 高速通信網が発達している今なら、

 

 電話による遣り取りよりも、

 一度に大量の情報を瞬時に交換できる筈です。



 救急隊員が症状をチェックして配信するだけで、


 適切な治療が出来る、

 受入可能な医療施設が分かるシステムくらい、


 今の日本の技術なら、

 簡単に構築できると思うんですがね。



 いっその事、

 衆・参両院の「議員報酬」を半分にして、遣ってみれば?


 痛みは、皆で分かち合うんでしょ?


 

 他方で、

 妊婦さんには、「母子手帳」だけでなく、


 ICカードに、

 カルテの情報を入れて、携帯して貰うとか、


 「母子手帳」に、ICチップを入れて、

 常に携帯して貰うのも良いんじゃないですか?



 遣るべき事は少なくないようです。


 大切な命です。

 「この世に生まれてから」という概念は、間違いです。


 そんな大事なことすら、

 ちゃんと教育できていなかったから、


 今の世の中で、そうなっているんでしょうけどね。