どんな祭りでも、
それが、その場所で開かれる由来や、
そこに在る、人々の想いとは何かを、
きちんと理解している人、
あるいは、理解しようとしている人って、
どれ位、居るんでしょうか?
賑やかな祭りは、
京の町には、あまり似合わないものですが、
年に一度の、夏の「ハレ」の日。
昔とは、様子が全然違うでしょうし、
昔の人が見れば、興醒めでしょうけどね。
それよりも酷い現実は、
夜が明け、
この人だかりが消えて、
静かな京の町が戻った時、
そこにあるのは、散らかったゴミ。
ボランティアの方々が、
毎日掃除して下さっているそうですよ。
「美しい国、日本。」…
笑わしよんな。