上の画像は、
先日、英国の「イージージェット」のCEOが、『エコ・ジェット』のデザインを発表している様子です。
と言っても、
欧州で格安航空路線を拡大する同社自身が開発するのではなく、
航空機メーカーに構想を打ち出して、2015年までに開発するよう、呼びかけたという話なんですが…
ビジネスニュース等で発表されているので、既にご覧になった方も多いのでは?
あの奇抜なデザインは、「理にかなっている」でしょうが、そのまま使われるかは疑問です。
CO2の排出量を現在の半分に、
大気汚染物質のNOx(窒素酸化物)を75%削減、
騒音も25%低減出来れば良いというよりは、必須なんですけどね。
空を飛び交う航空機は、これから格段に増えるのですから。
まぁ、わざわざ構想を出さなくても、
2大航空メーカーも、既存機の「燃費向上型」を開発しています。
エコ関連というよりは、石油価格の高騰を受けての事なんでしょうが…
ボーイング社の「B737」、エアバス社の「A320」といった、
150~250人クラスの中型機は特に、これからの需要が大きいので、
運用コストを極限まで抑えれる事を顧客にアピールして、より多くの受注を得たいからです。
私としては、
石油エネルギーの利用から離れた推進機関の開発が進み、
本当の意味での「エコ・ジェット」が空を飛び交うのを見てみたいのですがねぇ。