- バスでまちづくり―都市交通の再生をめざして/中村 文彦
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毎週、火曜の夜10時からは、
NHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」と、
テレビ東京系列の「日経スペシャル・ガイアの夜明け」のどちらを見ようかと迷います。
まぁ、暇人ですから…(^▽^;)
でも、大抵は、「ガイアの夜明け」を見るんですがね。
「プロフェッショナル~」と違って、再放送が無いので…(T▽T;)
今夜のテーマは、
地域の必要性に反し、
経営の「合理化」を理由に、次々と廃止されている「路線バス」について。
この事態を生み出したのは、
2002年から実施された規制緩和によって、
既存のバス会社の「ドル箱路線」に、新規事業者が次々に参入した事です。
結果として、
運賃の低価格競争が起こり、赤字路線の補填が出来なくなった訳ですが…
地方では、
自治体が運営するバスまでもが次々に廃止され、
過疎・高齢化が進む地域では、
病院への交通手段を失うお年寄りが増え、通学手段を失う子供達も居ます。
都市部では、
運賃の低価格競争を発端に、
運行の安全性が軽視され、事故が多発してもなお、
それは、「バス会社が経営努力を怠っているから」だとして、法律で定められた運賃を守らない運行会社が多く存在します。
「規制緩和」とか「合理化」って、
誰の為に、何の為に、実施されたんでしょう?
「人が、物の様に扱われる社会」。
今、それが、色んな形で、「顕著にあらわれている」と、
皆さんは、そう感じませんか?