日本の社会は本当に教訓が生かせないんでしょうか?
問題が発覚する前に、
問題が発生しない様に日々努力するのが、
製造業界の人間だけに関係無く、『当たり前』の事なんですがね。
「不二家」の騒動…
「余った牛乳が勿体無かった」というだけではなかった様ですね。
公表する前に、マスコミに詳細な内容が把握されても、「揉み消しは無い」と発表する企業側の意識…
信頼回復には、どうする気でしょうか?
別に、「不二家」が無くても、消費者は困りませんが、
フランチャイズ契約している販売店のオーナーを初め、スタッフの心中は如何なものか?
信頼を築くのは日々の努力の結果、それを失うのは一瞬の事。
今までは、「多少の事は目を瞑る」で大丈夫だった事が、社会は少しずつ動いているのに気が付かなかったのでしょうね。
「内部告発」や消費者からのクレームも、『証拠』としての能力が高くなりつつ、「潰し合い」の材料としても用いられているのに…
「安全に対する意識が高まりつつある」というのは、今までが低かったという事です。
これを真摯に受け止める企業の「危機管理」のあり方は、大きく変わるでしょう。
それに携わる人間にとっては、大変な日々が続く事になりますがね。
まぁ、それが『当たり前』なんですから…、「グローバル化社会」なら、余計にね。