今夜は、NHKの「プロフェッショナル~仕事の流儀~」を見てから…
主人公は、会社の再生に尽力する弁護士の村松 謙一氏
債権者への説明会を前に、亡き娘さんの写真が入ったロケットをじっと見つめる姿は、何とも言えないですね。
愛する人を失った悲しみは、経験した人にしか分かりません。
「経験した人」は、他の誰にも同じ経験をさせたくないものなんですがね。
でも、誰にも、いつかは「その日」が来るもので…
さて、本題に戻り、
去年も、「○×社が民事再生を申請~」というニュースは、皆さんもよく聞いたでしょう?
私は、それを聞いて、景気があまり良くなっていない事を、少しは実感していました。
「格差社会」…?
何か違う様な…
話は変わり、
私が幼い頃(5、6歳)の話です。
ある日、祖父の勤める会社が倒産しました。
といっても、その会社の社長は、会社の金を持って、夜逃げしたのですがね。
数ヵ月後…、
弁護士と共に、社長の行方を追ってた祖父は、社長家族の居所を突き止め、持ち逃げしていた金を回収してきました。
そして、取引先への支払いを済ませ、残りを元従業員に平等に分けたのです。
でも、「社長家族の生活資金は置いてきた」との事。
「マセガキ」だった私は、祖父に『何で?』と聞きました。
冷酷でしょ? 今でも、そうですけどね(苦笑)。
普段は、その面を隠して生きていますので…(笑)
祖父の答えは、「お前も、『大人』になれば、分かるやろうな」でした。
その社長には、育ち盛りの子供が2人か3人居たのですよ(定かではない記憶なのでね)
「子供には、何の罪も無いやろ?」
祖父が、暫く経ってから答えたのがそうでした。
正直な処、今の私は、そこまで『大人』には成れていません。
ですが、その想いは、どこかで受け継いでいるかも…
「子を持つ親」になれば、一層強くなるんでしょうか?
嫁探し、頑張らねば…