履違えられた「自由」 | ものづくり系会社員の戯言?

ものづくり系会社員の戯言?

「心」の世界から「ものづくり」の世界に転身して奮闘する『変わり者』の徒然日記

FBI心理分析官―異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記/ロバート・K. レスラー
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唐突ですが…

 皆さんは普段、どんなニュースを、どの様に見ていますか?


 ここ数日、東京の歯科医師一家で起こった事件がセンセーショナルに報道されていますが…

 

 私たちには、全く関係ないのですがね。

 センセーショナルに報じる事で、人々の関心を集め、少しでも視聴率を稼ぎたいんでしょうけど…

 まぁ、国内では「稀なケース」でしょう。でも、世界中では…。 

 

 それはさておき、殺人事件のニュースで、「殺害方法」まで視聴者に伝える必要はあるんでしょうか?


 「私たちには、知る必要の無い内容」だと、私は思いますがね。

 

 それと、専門家のコメント。

 彼らが述べているのは、あくまでも「私が思うに~」的な内容。

 被疑者を精神鑑定をした人間が喋れば大問題。

 

 勿論、色んな文献を読んで積み重ねられた知識の上で述べて居られるのですが、

 それが正しいか否かを、「一般人」の私たちは判断できません。

 

 ですから、私たちが普段の生活をする上では、何の役にも立ちませんし、

 反って、その情報を鵜呑みにして、誤解や偏見が生じる可能性の方が高いでしょう? 


  

 そんな不確かな情報も世の中に流すマスコミは、「報道の自由」を主張しますが、

 流した情報から生じた事に責任はとっていますか?


 過去に、誤った情報を流して、罪の無い人々を散々苦しめた事がある筈ですが…


 

 自由という権利を主張するなら、それで負う責任も持て!



 この台詞、他の場面でも使う機会がありそうです。