親の心、子知らず | ものづくり系会社員の戯言?

ものづくり系会社員の戯言?

「心」の世界から「ものづくり」の世界に転身して奮闘する『変わり者』の徒然日記

 明日はいよいよ、『クリスマス・イブ』

 皆さんに、より善い事があります様に。


 良い事があれば、ブログに書いて下さいね。



 さて、私は「去年のクリスマスは、何をしてたか?」を思い出すと…


 日頃、仕事とは無関係な分野でお世話になってる、ある社長さんに美味しい物を食べさせたくて、走り回ってましたね。


 その社長さんは大分と身体を患っていて、余命幾ばくも無く、

 当時は特に、心労から何も食べられない状況でした。


 私は当時、「最近、衰弱が激しい」というのを聞いて…


 小雪の舞う中、朝一番で家を出て、

 昼過ぎに、「昭和天皇に献上されていたもの」を手に入れるべく、生産者の方の家に行き、

 その晩に届けました。


 ですが、それが何かは教えられません。

 生産量が少なく、貴重なものですから…

 生産者の方に、問い合わせがいっても、困りますのでね。


 当の社長さんは、大喜びで食べてくれたそうです。

 それまで、殆ど食べれなかったのに、それは完食だったとか…


 来年は、「社長の好物」の美味しい鮎を手に入れないとね。

 一日でも長く生きて貰いたいものですから…



 私を含め、周囲からそこまで慕われる社長の悩みの種は、長男坊。

 

 会社の金を使い込み、

 従業員には横柄な態度で、

 関連会社や役所の人間にも噛み付き、迷惑のかけ放題…


 赤の他人である私でも、

 「殺してやろうか?」と思う程なんですがね。


 まぁまぁ…、

 「いつまでも あると思うな 親と金」なんて言葉があります。


 社長が存命の内は、何も起こりません。

 その後は、地獄の日々になるでしょうけどね(苦笑)。