誰かが見ている | ものづくり系会社員の戯言?

ものづくり系会社員の戯言?

「心」の世界から「ものづくり」の世界に転身して奮闘する『変わり者』の徒然日記

 今年の夏、ある地域の女性から相談がありました。

 「地元に進出してきた企業の従業員のモラルがあまりにも低いんだけど、どうしたら良いか?」と…


 ある業界で、トップクラスの企業なんですけどね。

 今年、作業中に従業員が死亡する事故があり、全国ニュースでチラッと流れたり…

 短納期で、過酷な労働を強いられているからなのでしょうか?

 

 しかし、彼女にその事故の話をすると、

 それは「氷山の一角」で、

 事故があっても、救急車を呼ぶと、地域住民の目があるから、従業員が自分の車で病院に運ぶのだとか…

 それ以外にも、従業員か関連会社の人間による、通学児童に対する「当て逃げ事故」も発生している様で…


 特に、交通マナーが悪いというか、無いに等しい状況らしいので、

 ビデオに「証拠」を集めて、色々と働きかける様にアドバイスしました。

 かつて、郵便配達員が告発されたケースと同様に。



 最近なり、この企業に対して、労働局が動き始めたというニュースを聞きました。

 まだまだ、小さい扱いですが、

 これを機に、一日も早く改善されると嬉しいんですけどねぇ。


 私は今のところ、ただ見守るだけです。

 

 そのアプローチとは逆に、

 「企業の従業員家族を巻き込んだ『コミュニティー』を形成する様に」とのアドバイスもしてあるので、事態が好転してくれる事を望みますが…


 人間と人間の共存は、簡単な様で難しいものです。

 

 相互理解する為にも、先ずは、意見交換できる『場』が必要なのですが、

 行政を当てにしても、問題が大きくならないと動きませんから…