今は、航空機の主要素材として大活躍のカーボンですが、その存在を私が知ったのは、小学生の頃。
確か、少年誌の「未来予想図」的なページで、大手建設会社が「これで地上2000Mの超高層建築物を建てる」というもの。
今となれば、地上高600M級の『第2東京タワー」は、これで建てて貰いたかったのですが…。
中学生時代には、航空自衛隊の『F-2』に用いられる「複合素材」として関心を持ちました。
マッハ2クラスの戦闘機なら、機体の表面温度もかなり高くなる筈なのに、大丈夫か? …と。
そして、完全に「虜になった」のは、「ものづくり」の世界に飛び込む直前に見たテレビ番組。
『パラリンピック』に出場する選手の義足に用いられる、という話で…。
カーボンを板バネとして用いた義足。
テレビで間接的に知った、その作り手の想いや、その義足で走った後の選手の喜び様、笑顔。
あれは忘れられないですねぇ。
私もいつかは、そういう仕事に携われる様に頑張ります。
まだ、仕事の出来は、半人前以下というか、「初心者」というか…。そんな感じですがね。
頑張ります!