タラ男NYへ帰るpt.2
ちぇいー。
タラ男です。
今日はキャンペーンとTV収録のため大阪へ向かっております。
時差ボケのせいか、未だにゼンマイが止まった様に夜突然ゼツってしまいます。
昨夜もblogをUPしながら気づいたら朝でした。
では続きを。
空港からKENちゃんの家に向かう道すがら、オレは少しずつNYに帰って来た喜びを噛み締めていた。
長旅の疲れも何のその、込み上げてくる高揚感で眠気なんか一気に吹っ飛んじまった。
「やっぱ間違いねえ」
次第にcabはKENちゃんの待つWilliamsburgへ。
Metropolitan Aveに入り3、4分は走っただろうか、見覚えのある景色が飛び込んできた。
オレは敢えてKENちゃんのアパートの前ではなく、近くの角で車を止める様ドライバーに告げた。
なんでそう口走ったのかは今でもよくわかんないけど。
車から降りたオレは、その角にあるDeli(所謂日本で言う所のコンビニ)に立ち寄る事にした。
店に入るとレジの前でおそらく近所に住んでいるであろう、図体のデカい気の良さそうなおっさんがコーヒー片手に店員の兄ちゃんとヤンキースのトレード話で盛り上がっていた。
NYではよくある日常の一コマだ。
こういう何気ない下町風情を漂わす場面が、実は一番NYを感じさせたりするんだけど。
微笑ましい光景を横目にそそくさとバニラコークを購入し、オレはKENちゃんの部屋のブザーを押した。
「ブー」っという無機質な音と共にエントランスのドアが開く。
KENちゃんが住むのは2階、階段を上がってすぐ右の部屋だ。
寝起きのKENちゃんと再会を果たし、まずは荷物を置く。
「リビング寒いんで取りあえずオレの部屋でゆっくりしてください」
日本からたんまり買い込んできたお菓子を渡すと、KENちゃんどうやらご満悦の様子。
ちなみにKENちゃんのアパートは2Bed Room(日本だと2LDKに相当するのかな)で、もう1つの部屋にはルームメイトが住んでいるんだけど、
「おざーす」
おっ、噂をすれば何とやら、KENちゃん部屋にルームメイトが入ってきた。
彼はマエムラ君(オレは滞在中勝手にマエムーって呼んでたけど)といって、KENちゃんとは宮崎の同郷仲間だ。
マエムーはエンジニアの学校を卒業した後、バイトしながらHip Hopのトラックを作ったりして頑張っている。
ついでに言うと、その卒業したIARっていう学校の先輩にはSpontaniaのマサタックって人がいたりする。
みんなでしばらく話している内に、タラ男ちょいとばかし眠くなってきた(笑)
多分どうにか無事にたどり着いた安堵感からだと思う。
「じゃあ少し昼寝でもして晩飯に備えますか」
すると間髪入れずにKENちゃんがこう言った。
「いや、出かけましょう。せっかくの正月じゃないっすか」
そうだった、オレに与えられた時間は限られているんだった。
「よし、そしたら飯食いに行こうか」
というワケで正月の朝っぱらから開いてるってのとオレのリクエストもあって、結局総勢5人でオレらはマンハッタンのチャイナタウンに繰り出した。
ここでプチ補足。
New York City(NYC)っていうのはManhattan、The Bronx、Queens、Brooklyn、Staten Islandの5つの地域を指すのね。
ちなみにApollo Theaterで有名なHarlemは、場所的にManhattanの上の方のエリア。
閑話休題。
KENちゃん達がオレを連れてってくれたのは、何を隠そうオレやマサタックがNY時代にいつも食いに行っていた思い出のレストランだった。
別にオレが教えたワケじゃないけど、自分達の馴染みだった店を次の世代の子達が受け継いでるのは感慨深い。
通称「上海」と呼ばれてたその店(上海小食)は、小籠包が有名でとにかく安い。
しかも美味いときてる。
今じゃ場所も変わって名前も「上海カフェ」に変わってたけど、味と雰囲気は当時のまんま。
青島ビールをグビついてすっかり上機嫌なオレは、5人いた事もあって後先考えず思い付くままにオーダー。
肉を食わないオレは、それこそブロッコリーのガーリックソース炒めだの野菜オンリーのかた焼きそばだのと、まあ何しろあれこれ注文したワケですよ。
あっ、海老チャーハンもだ(笑)
そして注文してから5分も経った頃、次々と料理が運ばれて来た。
Damn、やっちまった。
テーブルに乗り切らねえかもってぐらいの量が来ちゃったぜ、チーン。
おらぁフードファイターじゃねえっつうの(笑)
食っても食っても一向に減る気配nothing。
大げさじゃなくて、1オーダーで軽く2~3人前はあるからさ。
ふー、初日の第1食目からアメリカンサイズの洗礼を受ける羽目になるとは(笑)
で、お会計。
ほら、言ってもタラ男年長者じゃないっすか。
ねえ?
しかも泊まらせてもらってるワケですから、ここは私めが払いますってんで伝票を見てみると...
うそーん。
安っ。
5人であんだけ食って呑んで何と$70ちょい。
日本円にして7千円いってない、カッコつけて「ここはいいから」とか言ってた自分が軽くハズカシス(笑)
ごちそうさまでした。
腹ごなしも兼ねてその後チャイナタウンからSOHO方面に足を伸ばしたオレらだが、ここでまたもやピンチ到来。
単純に寒い(笑)
寒すぎて耳がポロって取れそうなくらい寒い。
もうちょい着込んで来るべきだったなあ、しかし。
心も折れかけた凍えタラにKENちゃんからある提案が。
「こんな時はあそこにピットインすよ」
向かった先はBroadwayにある、日本でも皆さんご存知の「湯似区呂」でございます。
KENちゃんオススメのフリースJKTは、何とビックリ$20。
試着して
うーん、温い!
で、即get。
店を出た時のオレの無敵顔、見せたかったなあ(笑)
不景気のNYにあって、ここだけはかなり売れてるってのもわかる気がした。
実際SOHOでここのショッピングバッグを持って歩いてる人が物凄く多かったしね。
やるじゃないの、ジャパニーズ。
復活したタラ男御一行は何軒かスニーカー屋をチェックした後、まだ夜まで時間もあるので一度BrooklynのKENちゃん邸へ帰るのだった。
続く
マズいなあ、こんなに書いたのにまだNYに着いてから5、6時間分しか話が進んでないぞ、この調子だとマジで軽く一冊分くらいいけちゃうかも(笑)
それから今日はNAOのNew Single「ONE WAY」のリリース日。
待望の2nd Singleは、ドライブにピッタリな軽快なLove Tuneだぜベイベー。
でも真面目な話スゴくいい曲だから、みんな是非チェックしてくれよとか言っとく。
今年はNAOがキテるぜオイ。
ヤーマン。
ではpt.3は夢でお逢いしましょう(嘘)
春日ー!(笑)
じゃあまたね。
Peace
One
Tarantula
タラ男です。
今日はキャンペーンとTV収録のため大阪へ向かっております。
時差ボケのせいか、未だにゼンマイが止まった様に夜突然ゼツってしまいます。
昨夜もblogをUPしながら気づいたら朝でした。
では続きを。
空港からKENちゃんの家に向かう道すがら、オレは少しずつNYに帰って来た喜びを噛み締めていた。
長旅の疲れも何のその、込み上げてくる高揚感で眠気なんか一気に吹っ飛んじまった。
「やっぱ間違いねえ」
次第にcabはKENちゃんの待つWilliamsburgへ。
Metropolitan Aveに入り3、4分は走っただろうか、見覚えのある景色が飛び込んできた。
オレは敢えてKENちゃんのアパートの前ではなく、近くの角で車を止める様ドライバーに告げた。
なんでそう口走ったのかは今でもよくわかんないけど。
車から降りたオレは、その角にあるDeli(所謂日本で言う所のコンビニ)に立ち寄る事にした。
店に入るとレジの前でおそらく近所に住んでいるであろう、図体のデカい気の良さそうなおっさんがコーヒー片手に店員の兄ちゃんとヤンキースのトレード話で盛り上がっていた。
NYではよくある日常の一コマだ。
こういう何気ない下町風情を漂わす場面が、実は一番NYを感じさせたりするんだけど。
微笑ましい光景を横目にそそくさとバニラコークを購入し、オレはKENちゃんの部屋のブザーを押した。
「ブー」っという無機質な音と共にエントランスのドアが開く。
KENちゃんが住むのは2階、階段を上がってすぐ右の部屋だ。
寝起きのKENちゃんと再会を果たし、まずは荷物を置く。
「リビング寒いんで取りあえずオレの部屋でゆっくりしてください」
日本からたんまり買い込んできたお菓子を渡すと、KENちゃんどうやらご満悦の様子。
ちなみにKENちゃんのアパートは2Bed Room(日本だと2LDKに相当するのかな)で、もう1つの部屋にはルームメイトが住んでいるんだけど、
「おざーす」
おっ、噂をすれば何とやら、KENちゃん部屋にルームメイトが入ってきた。
彼はマエムラ君(オレは滞在中勝手にマエムーって呼んでたけど)といって、KENちゃんとは宮崎の同郷仲間だ。
マエムーはエンジニアの学校を卒業した後、バイトしながらHip Hopのトラックを作ったりして頑張っている。
ついでに言うと、その卒業したIARっていう学校の先輩にはSpontaniaのマサタックって人がいたりする。
みんなでしばらく話している内に、タラ男ちょいとばかし眠くなってきた(笑)
多分どうにか無事にたどり着いた安堵感からだと思う。
「じゃあ少し昼寝でもして晩飯に備えますか」
すると間髪入れずにKENちゃんがこう言った。
「いや、出かけましょう。せっかくの正月じゃないっすか」
そうだった、オレに与えられた時間は限られているんだった。
「よし、そしたら飯食いに行こうか」
というワケで正月の朝っぱらから開いてるってのとオレのリクエストもあって、結局総勢5人でオレらはマンハッタンのチャイナタウンに繰り出した。
ここでプチ補足。
New York City(NYC)っていうのはManhattan、The Bronx、Queens、Brooklyn、Staten Islandの5つの地域を指すのね。
ちなみにApollo Theaterで有名なHarlemは、場所的にManhattanの上の方のエリア。
閑話休題。
KENちゃん達がオレを連れてってくれたのは、何を隠そうオレやマサタックがNY時代にいつも食いに行っていた思い出のレストランだった。
別にオレが教えたワケじゃないけど、自分達の馴染みだった店を次の世代の子達が受け継いでるのは感慨深い。
通称「上海」と呼ばれてたその店(上海小食)は、小籠包が有名でとにかく安い。
しかも美味いときてる。
今じゃ場所も変わって名前も「上海カフェ」に変わってたけど、味と雰囲気は当時のまんま。
青島ビールをグビついてすっかり上機嫌なオレは、5人いた事もあって後先考えず思い付くままにオーダー。
肉を食わないオレは、それこそブロッコリーのガーリックソース炒めだの野菜オンリーのかた焼きそばだのと、まあ何しろあれこれ注文したワケですよ。
あっ、海老チャーハンもだ(笑)
そして注文してから5分も経った頃、次々と料理が運ばれて来た。
Damn、やっちまった。
テーブルに乗り切らねえかもってぐらいの量が来ちゃったぜ、チーン。
おらぁフードファイターじゃねえっつうの(笑)
食っても食っても一向に減る気配nothing。
大げさじゃなくて、1オーダーで軽く2~3人前はあるからさ。
ふー、初日の第1食目からアメリカンサイズの洗礼を受ける羽目になるとは(笑)
で、お会計。
ほら、言ってもタラ男年長者じゃないっすか。
ねえ?
しかも泊まらせてもらってるワケですから、ここは私めが払いますってんで伝票を見てみると...
うそーん。
安っ。
5人であんだけ食って呑んで何と$70ちょい。
日本円にして7千円いってない、カッコつけて「ここはいいから」とか言ってた自分が軽くハズカシス(笑)
ごちそうさまでした。
腹ごなしも兼ねてその後チャイナタウンからSOHO方面に足を伸ばしたオレらだが、ここでまたもやピンチ到来。
単純に寒い(笑)
寒すぎて耳がポロって取れそうなくらい寒い。
もうちょい着込んで来るべきだったなあ、しかし。
心も折れかけた凍えタラにKENちゃんからある提案が。
「こんな時はあそこにピットインすよ」
向かった先はBroadwayにある、日本でも皆さんご存知の「湯似区呂」でございます。
KENちゃんオススメのフリースJKTは、何とビックリ$20。
試着して
うーん、温い!
で、即get。
店を出た時のオレの無敵顔、見せたかったなあ(笑)
不景気のNYにあって、ここだけはかなり売れてるってのもわかる気がした。
実際SOHOでここのショッピングバッグを持って歩いてる人が物凄く多かったしね。
やるじゃないの、ジャパニーズ。
復活したタラ男御一行は何軒かスニーカー屋をチェックした後、まだ夜まで時間もあるので一度BrooklynのKENちゃん邸へ帰るのだった。
続く
マズいなあ、こんなに書いたのにまだNYに着いてから5、6時間分しか話が進んでないぞ、この調子だとマジで軽く一冊分くらいいけちゃうかも(笑)
それから今日はNAOのNew Single「ONE WAY」のリリース日。
待望の2nd Singleは、ドライブにピッタリな軽快なLove Tuneだぜベイベー。
でも真面目な話スゴくいい曲だから、みんな是非チェックしてくれよとか言っとく。
今年はNAOがキテるぜオイ。
ヤーマン。
ではpt.3は夢でお逢いしましょう(嘘)
春日ー!(笑)
じゃあまたね。
Peace
One
Tarantula