「カポーティ」 | Twisted Daily

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冷血 (新潮文庫)/トルーマン カポーティ

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年度: 2006
国: アメリカ
公開日: 2006年9月30日
アカデミー賞 主演男優賞受賞!なぜカポーティは最高傑作「冷血」以降、約20年も筆を執れなかったのか?

【ストーリー】
1959年11月15日。カンザス州ホルカムでクラッター家の家族4人が、惨殺死体で発見される。翌日、NYで事件のニュース記事を見た作家トルーマン・カポーティは、これを次の小説の題材にしようと決心。幼馴染みで彼の良き理解者の女流作家ネル・ハーパー・リーを伴い、すぐさま現地へ向かう。小さな田舎町は前例のない残酷な事件に動揺していたが、やがて2人の青年が容疑者として逮捕された。カポーティは事件の真相を暴くべく、拘留中の彼らに接近していく。

星星星星

トルーマン・カポーティが「冷血」を取材、書き上げる過程の話。
カポーティ自身、幼いころ両親が離婚し、遠縁の家庭などを転転とする複雑な環境で育っている。そして彼はゲイでもあり、薬物・アルコール中毒でもあった。
平たく言えば、彼もアウトサイダーであった。
そして、ストレスに弱い、繊細な神経の持ち主であったのだろう。
そんな彼が、犯罪の容疑者と取材を通して対峙するのだが
これは、きついだろう。
いや見ているほうもきつかった・・・。

血や育ちは抗えないのか?
そんなことばかり考えた。

そして、彼独特の孤独だけでなく
作家の孤独についても考えた。
芥川龍之介や川端康成、三島由紀夫に
最近では野沢尚
追い詰められて死を選ぶ作家がどれだけ多いことか。

ちなみにカポーティの晩年は
アルコール中毒や薬物中毒がひどくなり
奇行が目立ち、結局は心臓発作でなくなっている。

カポーティがなぜ、この犯罪に興味を持ったのか?
それは彼が自分自身と投影していたからなのかな。