もうひとつの「江夏の２１球」【読むスポーツ】

近鉄ファンとしては、思わず手にとってしまうタイトルです。

７９年近鉄ＶＳ広島で争われた日本シリーズの名場面、「江夏の２１球」を、近鉄側から一方的に（笑）考察した内容です。近鉄ファン的にはあっちゅう間に読めてしまいます。

作者の佐野正幸さんは元近鉄応援団長。スポーツファンなら誰もが知る山際淳司さんの「江夏の２１球」を別の角度から見せてくれます。西本幸雄監督との交流、無死満塁でのスクイズ失敗、応援団から見た近鉄というチームなどなど。

いやぁ、僕は当時１２歳でしたが、鮮やかによみがえりますね。楽しく読ませてもらいました。