Regcan Sanfan(Fanaticum) | Psalmのブログ

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パフィオを中心に洋蘭に関する記事を掲載しています。

   台湾から直接購入(国際宅急便使用)したフラスコ苗から育てたRegcan Sanfan(Fanaticum)の1番花が開花しました。途中で虫害の影響等もあり、開花まで6年半もかかってしまいました(sanderianumより長くかかっていますね)。本品はHung Sheng Orchidの交配(HS-8682)でmalipoenseのシブリングとして購入したのですが、先方の手違いで後でRegcan Sanfanの間違いであることが判明したものです。まだ、株が小さいこともあり、花のサイズが小さく、ペタルも貧弱ですが、ペタルの模様が濃いのは良い点ではないかと思っています。

 これまで何回か掲載したOrchid InnのRegcan Sanfan(micranthum‘Red Fox’×malipoense‘Red Strips’)も開花したので掲載しておきます。今回は前回より、花のサイズ、ペタル幅が僅かですが、大きくなりました。両者を比較するとスタミノードの下部の色に大きな違いがあります。前者はmalipoenseのスタミノードに近い茶褐色ですが、後者はmicranthumのスタミノードに近い黄色です。Regcan Sanfanのスタミノードの色について調べてみると、両者の中間的な色のものが多いようです。

 

HS-8682(No.1) NSW85mm DW26mm PW38mm

micranthum‘Red Fox’×malipoense‘Red Strips’ NSW100mm DW29mm PW50mm