一気に暑くなり…
バスケッターには厳しい季節がやって来ました。体育館に熱気がこもるねん(´_`。)
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でも、練習後の一杯は格別の季節でもあーる(´∀`)
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さてご縁あって「ほうろく灸祈祷」とやらに参加させていただきました。
素焼のほうろく皿にでっかいモグサを乗せて火を点け頭の上に。
お坊さん曰く、『寝ないでくださいね、モグサが落ちたら寺が焼けるから』だってさ。
ヤバイ。自信ナーイ( ̄∇ ̄+)
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ほうろく灸の始まりは武田信玄かららしく。
神経質だった信玄さんが気持ちや心を落ち着け体調を整えるべく戦う前にやっていたとか。
最近では、痴呆除けとか暑気除けとかで全国のお寺で行われています。
歴史やありがた〜いお説法を聞き、つまりのところ、何をするにも「自分が、自分が、という我を捨てる」ということが大事とのこと。

自分がやりたいからやる、言いたいから言う…
これでは本当のシアワセはやって来ない。自分だけが思う通りになっても相手にイヤな思いやムリをさせているならそれはシアワセじゃない、「我」を通しただけだってさ。
スポーツも同じ。私が私が…じゃ勝てない。仲間が取りやすいような相手の立場を考えたパスを出してやっと点数に繋がっていく。ナルホドねー

『私、歳をとったから、やりたい事する・言いたい事言う…っていうオバちゃん多いですよ』だってさ。笑
『歳をとったからこそ「我」じゃなく、相手の気持ちを考えれる人に』とのお話でした。
ハハ〜っ。そういうオトナになれるよう頑張ります(θωθ)/~
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と、いうわけで、ほうろく灸の間は「我」を無くせるように無の心で…
ちょうど百会というツボにお灸の温かさがジンワリ伝わってくるらしく…
鳥の鳴き声を聞きながら心穏やかに…なんて言われたけれど…

無になんてならね〜〜
なんせ…
熱いって(/TДT)/
どこがジンワリだよーアタマ燃えてるんちゃう?毛根に刺激的すぎる〜ハゲる〜
しかも、超腕だるぅ〜〜(/TДT)/プルプルしてる、プルプル。
あー熱い熱い。お皿の下に綿布を敷いてるけど薄いから耐熱効果ゼロ。お皿を空中に浮かせてアタマから離したら更に腕プルプルだし(iДi)
知らないお経だからいつ終わるのかもわからぬ〜〜
モグサが落ちないようにソッと片手ずつ下に伸ばしてみたり。
参加者の中で一番年下だった私が腕プルプルでソワソワなのに、周りのオバサマ方は静か〜な感じ。
そうか、私は昨夜プールで泳ぎまくったから元々腕ダルダルだったな…なんて思いながら自分を励まし。それにしてもをお経長いし。
いや、マジで⁈皆さん平気なの?神戸マダム達恐るべし(  ゚ ▽ ゚ ;)

お坊さんは前向いてお経読んでるし。モグサが落ちるからほとんど身動き取れないし。これ、マジでアタマ燃えてたら誰も気づかないじゃん(-з-)
何が「我」を忘れ無の心だ。
誰だ「心頭を滅却すれば火もまた涼し」なんて言った人。
ムリだって。熱いものは熱い。それが人間のカラダだー(  ̄っ ̄)
いかにこの熱さと戦うか。いかに腕だるぅ〜を分散させるのか。
熱い・ハゲる・腕だるぅ…
あー、ノド渇いた。帰りにアイスコーヒーだな…

こんなことをずーっと考えてました。
まだまだ修行が足りぬ(´_`。)

お経後は寝っ転がって腰、お腹、胸、膝など不調箇所にあてていくようで。
やっとお皿を下に降ろす事が出来、振り返ったらいつの間にやら助手さんがいました。
いるんかーい。プルプルソワソワしてるんだから助けてよね〜
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「本堂の前で堂々と寝転べるのは、このほうろく灸か亡くなった時だけですから」なんて坊さんギャグが聞こえてましたが、そんな声も遠く遠く…
一応、心の中では『亡くなってもお寺には来ないよね〜葬儀場だよね』とツッコミつつ、疲労困憊により爆睡。やっぱり寝てもーた(^▽^;)

私が「我」を忘れれる日はまだまだみたいですが、ひとまずはバスケも仕事も友達にも相手思いのパスが出せるように精進しようと誓ったほうろく灸でした。

ちなみに神戸マダム達もお経が終わった直後に、熱いしダルいとグッタリされてました( ´艸`)