ちび太の目の怪我は1日1日外傷は治りつつあります。

 

ネットで調べているとチワワの眼球突出は時々見られる事例のようです。

 

今回は柴犬との喧嘩にて発生しましたが、抱っこして落とした時なども発生するようです。

 

チワワが抱えている頭蓋骨の形状などで突出や脱出が起きやすい構造のようです。短頭種全般の症状だそうです。フレブル、パグ、ヨーキー、シーズーなども気を付けた方が良い犬種のようです。

 

ちび太を手術した医師からも眼球や角膜に牙の跡が無いと言われた点も含め眼球突出になるようです。

 

眼球が眼窩(眼の骨)から半分以上出てしまった場合を脱出という診断になり更に酷い外傷です。

 

いわゆる治療法はネット記載の事例通りに行われておりちび太は典型的な例と思われます。

 

また、対処の時間も3時間以内が望ましいと記してありました。

 

恐らく処置(手術)の時間までは3時間程度が望ましいとあり希望が持てる処置時間でした。

 

 

右目が突出しています。事故の瞬間だけは鳴きましたがその後は大人しくしていました。実際にはかなり痛みがあったようです。他のワンコでは痛みで暴れるケースもあるようです。

 
腫れてくる途中の状態です。視神経は太いため切れないようですが、目を動かす眼筋は既に破断しているようです。
 
治療方法として眼球を元の位置に押し戻し飛び出ないように眼瞼フラップ(上まぶたと下まぶたを縫う)して安定させる。眼を強制的に閉じることにより角膜の保護と眼球の位置安定が目的です。
 
1週間後に抜糸しその後突出が起きないか?様子を見る。腫れは減っていますね。
 
ここまでは経験した状況となります。
 
これからは眼球内の液の循環が悪いと眼圧が上がります。人も同じです。その場合は眼球摘出となります。
 
処置が早かったのですが今の状態はまだ目が濁っています。
 
抗生剤やヒアルロン酸などの点眼は続けて角膜などの保護対応は出来ている状態です。
 
この後どれくらい時間を要するかわかりませんが光を感じてくれるか?ですね。
 
視力が元の状態に戻るケースは少ないようですが少しでも見えてくれれば嬉しいです。
 
週末に再度病院に行って状態を確認することになります。
 
エリザベスカラーが取れるだけでもちび太のストレスは減るから早く取りたいですね。
 
運よく光を感じてくれたら嬉しい気持ちです。
 
教訓として
 ・チワワなどの短頭種は眼球突出などが起きやすい犬種。
 ・眼球突出が起きてしまった場合は短時間での処置が必要。(年中無休の病院は助かった)
 ・処置が遅いと角膜へのダメージも大きく眼球摘出可能性が高い。
 ・角膜が傷ついてしまった場合は保護用コンタクトなどをし再生するまで待つ。治療時間が長い。
 ・残念ながら眼球突出が発生した場合は病院へ行くまで眼を守るためエリザベスカラーを。
 ・人の目薬でも良いから目を乾かさないようにして病院へ。
 ・一連の手術や治療は10万円~15万円は初期で発生する。我が家は3割自己負担の保険で助かりました。
などが眼球突出の事故では知っていた方が良い内容のようです。
 
ちび太の経験は今後の事故に繋がらないよう飼い主の責任として理解し配慮します。
 
 短頭種のワンコの方は是非覚えておかれると良いと思います。