テレビでは相変わらず悲惨な映像ばかり。


車や船はまるでおもちゃのように流れだす。

家は模型のように崩れ流れだす。


この世のモノとは思えない。

現実のモノとは思えない。


こんな事が現実にあるなんて・・・

きっと誰しもが思っている。



今日になってやっと水が引き、通れなかった先へ進み、
孤立されていた地域へ救助隊などがはいる。

捜査員・救助隊も増員された。


少なからず、生存者も助けられている。


でも、やっぱり、死者の数も増えていく。。。



あたしはただ、ただ、願うだけ。


奇跡的に生きている人を。


今もなお、救助をまっている生存者はいる。

たくさんいる。


だから助けて。

一刻も早く助けて。


そして、よりたくさんの支援物資を・・・


あたしたちは、用意出来たとしても、現地まで持っていくことはできない。

国が、企業が、やっぱり、力のある人間が動かないと

現状は変わらない。


悲しいが、これが現実。




親戚の安否が確認できず、いたたまれない父が現地に向かうと言いだした。


あたしは必死で止めた。


まだ何が起きるかわからない。


向こうもこっちも。


だから、家族のそばにいて欲しかった。


遠くにいる親戚も大事だけど、一番大事なのは目の前にいる家族だ。


いつ東海大地震が起こりえるかも分からない。


こんな状況で家族を離れるなんて絶対にイヤだ。


昨晩、散々言って、なんとか思い止まってもらえたが、

その声は本当にやるせない気持ちいっぱいなのが伝わった。



今は祈ることしかできない。


そして、この先起こりえるかもしれない、東海大地震に備えるだけだ。



このテレビん中での映像が、もしかしたら、あすはわが身かもしれない。


自然には逆らうことはできない。


ただ、今の時点で備えられるものがあるのであれば備えておこう。


今はいつでも逃げられるように非難用具は目立つ場所においてある。

いつまでこの恐怖にさらされるか分からないけど、
少なくともこの1週間くらいは気が抜けない。

まだまだ余震は続いてる…

本当に早くこの現状から抜け出せればいぃ。


そぉ、やっぱり願うだけ。



願うだけ。願うことしかできない。。。




釜石・陸前高田・気仙沼に住んでいる親戚。

まだ安否確認ができていない。



生きていることをただ、ただ、願うだけ。


願うだけ。