池袋暴走事故の加害者に対して、1億4000万円の賠償金を支払う判決が下りた。過失とはいえ、若い命を2人も奪った行為に対しては当然の判決だろう。

 しかし、私は、この事故は本当にブレーキとアクセルを踏み間違えた事による事故だろうか、いやむしろ、車の不具合で暴走した可能性も否定しきれないのではないか。そのように思っている。

 そのように思う理由を挙げてみる。

 ① 本人が最初は車の暴走を主張し続けていた事。

 ② 本人は、最終的には、踏み間違えたことを認めたが、おそらくは、ブレーキを踏んでも停止せず、加速し続けたから、その現象から踏み間違えたと認識しているだけかもしれない。ブレーキとアクセルを踏み間違えるような者は、どちらがどうか解っていないわけで、その者が踏み間違えたと言っても、本人が確証を持って主張しない限りそうだとは断定できない。

 ③ 他にも車の暴走を主張する事故が起こっている。(元東京地検特捜部検事によるレクサスの事故、福岡のタクシー運転手の事故など)

 ④ 20年ほど前、私もオートマ車が突然暴走した経験がある。1000cc程度の借りた車であったが、山のでこぼこ道を20₋30キロほどの速度で下っている時、突然フル回転まで上がり暴走しだした。慌ててブレーキを思い切り踏んだら、一瞬減速して止まりかけたが、すぐに再加速しだした。これはブレーキでは止まらないと判断し、即座に車のエンジンキーを切って止めた。車を止めたのち、トランスミッションをPに入れ、再びエンジンをかけてみた。するとアイドリングは1000回転ほどで全く正常に作動した。その後、3ヶ月ほどその車を使用したが全く異常はなかった。

 ⑤ 池袋事故のビデオを見る限り、人を跳ねた時、およびその後も全く速度が落ちていない。人を跳ねると、相当の衝撃があるはずで、また、跳ねる瞬間、運転手は何らかの防御姿勢を取るはずだ。だから、跳ねる瞬間、あるいは跳ねた直後は、アクセルなりブレーキなり踏む力は緩むはずで、車速に変動があるはずだ。ビデをを見る限り車速の変動は少なく、常にフル回転の状態で走り続けているように見える。あのよれよれの爺さんが、アクセルを強い衝撃に耐えて踏み続けられるだろうか。私には疑問を感じる。

 ⑥トヨタの主張で、車の電子系統の記録が、アクセルを踏み続けているという事だが、電子系統が故障しているから暴走するわけで、そんな記録は宛てにならない。

 

 この事故が暴走かどうかは国を挙げてしっかり検証しなければならない。もし暴走なら、再度起これば大変だし。万が一アメリカで起これば,どれほど賠償金をふんだくられるかわからない。私はこの事故が起こった後、上記に記載したことを、NHKとトヨタにメルーを送った記憶がある。

 

                          令和5年10月30日