そろそろ、休日の料理バージョンも飽きてきたんで、最後におでんでも載せてときましょか。
おでんは、簡単な料理だと思うわ。
出汁さえちゃんととれば、出来たも同然。
あとは、時間が解決してくれる。
まずは、かつお節で出汁をとって 、材料を入れる。
下ごしらえが必要なのは、大根くらいかな。
大根は、ピラーで皮を剥いて、適当な大きさに切って、耐熱容器に入れて、ラップして、電子レンジの500Wで7-8分加熱。
これで、煮崩れしにくくなるし、中まで出汁がしみ込みやすくなる。
あと、几帳面な方は、お揚げさんの類を油抜きしてください。
めんどくさかったら、そのままでも大丈夫。
出汁の中に、材料を放り込んで、醤油とみりんを適量入れる。
調味料は、醤油とみりんだけ。これ以外なし。
うちでは、ちょっとこだわったみりんを使ってます。
でも、スーパーに売ってる宝本みりんとかで、全然大丈夫。
出来れば、みりん風でなく、本みりんが断然美味しく仕上がります。
あとは、煮るだけ。
適量ってと言われても分からない人は、少なめから始めて、味見しながら足していけばOK。
ただ煮るやり方は少し工夫が。
沸騰してくるちょっと前からアクが出てきますので、こまめにすくいましょう。
その際、アク掬いの網でやるんじゃなくて、おたまで汁も一緒に捨てる感じで。
予備の出汁を用意しておき、汁が減ったと思ったら随時補充して、また味を調整すること。
1時間程度煮込んだら、一旦火を止めて、やすませる。
おでんの具材は、いくら煮込んでも味はしみ込まないので要注意。
味がしみ込むのは、温度が下がって行く時なんだなこれが。
NHKの「ためしてガッテン」でもやってたが、おでんを含む煮物を一番楽につくる方法は、じっくり冷ますこと。
ためしてガッテンのHPを見ると下記のようにあります。
「弱火でコトコトは大まちがい! 加熱中は、素材に含まれる空気や水分が膨張して、外へと押し出されるため、だし汁は素材の中にうまく入り込めません。じわじわ冷ますことで、よくしみ込むようになるのです。」
そう、加熱と冷却を繰り返す事が、味のしみ込んだおでんを作る秘訣。
だから、うちではおでんは食べる前の日の午前中くらいから作り始め、加熱と冷却を2-3回位繰り返します。
(その度に沸騰時のアク取りと出汁の補充をするのを忘れずに)
そうそれば、あとは時間がおいしいおでんを勝手に作り上げてくれます。
間違いない!
サザエさんで、よく「じゃあ、今夜はおでんにしよう」とか言ってますが、おでんは一日にしてならずですから!。
では、写真を3枚並べて、違いがわかるかな。
まずは、煮込んでまだ冷ましてない状態。
具材が全体的にまだ白っぽい感じですね。
続いて、一度冷まして、もう一度煮込んだ状態。
ちょっとちくわとかが、ええ感じになりつつあるのがわかりますか?
最終形がこれ。
2枚目とあんまり変化がなさげですが、味が更にしみ込んで最高の状態。
では、下の方からも具材を引き上げて、盛り付けましょう。
大根とかええ色に仕上がって、めっちゃ美味そう!
更にアップの写真を。
あー、ヨダレが・・・・・。
今シーズン最初のおでんとしては、中々上出来に仕上がりました。
今年は、残暑もなく、いきなりおでんシーズン突入ですが、これからの季節やっぱおでんは最高。
コンビ二のおでんもレベルは上がってきてますが、やっぱ家で手間隙かけて作ったおでんで一杯やるのはたまりませんなぁ。(結局飲むんかよ
)






