今日も校門前には厳しい鬼の集団たち


俺は絶対止められることが分かっていて直進する


目指すはだるそうにくわえ煙草をする人のもと


『おはようございまーす』


「はよー…って通れるわけないわな、猪狩クン」


『遅刻してないはずなのにおかしいなぁ』


「毎日止められて理由がわからんとは頭を心配するなー」


『煙草吸いながらお説教もねぇ』


「うるせぇ」


頭上に落とされたげんこつは全然痛くなんかなくて


『いったー』


わざとこんな反応をしてみたりする
痛がってるフリをしてても
先生にかまってもらえて嬉しい俺は


「何ニヤけてんだ?

お前、殴られて喜ぶとか相当だな」


『うるさいよっ』


見られたことはこの上なく恥ずかしかったけど


「うりうり、泣けこらww」


先生が楽しそうに俺の頬をつねる姿は


『いひゃひ、ひゃら!!』


「言葉になってねーwww」


とってもかっこいい


「はい、お仕置き終わり

早く教室行け」


全然生徒に指導出来ない先生


そこがまた
たまらないんだけどね!!