週末を迎えた金曜日なのに、午後から雨が降り始めました
週末、山登りしようと思ったのに予報は
BBQでもしようかな・・・
さて、今日の一冊は・・・
15歳の時、 高校で「俺」は身長191センチのアキと出会った。
普通の家 庭で育った「俺」と、 母親にネグレクトされていた吃音のアキは、 共有できる ことなんて何一つないのに、 互いにかけがえのない存在になっていった。 大学卒業後、 「俺」はテレビ制作会社に就職し、 アキは劇団に所属する。 しかし、 焦がれて飛び込んだ世界は理不尽に満ちていて、 俺たちは少しずつ、 心も身体 も、 壊していった......。
思春期から33歳になるまでの二人の友情と成長を描 きながら、 人間の哀しさや弱さ、 そして生きていくことの奇跡を描く。
本書は著者が初めて、 日本の若者の生きていく上でのしんどさに真正面から取り組んだ作品。
貧困、虐待、過酷な労働・・・決して遠い世界のことではないと
思ってはいるんだけど、読んでいて想像を絶する辛さでした
最後に希望の光が見えてよかった。