緊急事態宣言で図書館が長期休館中
久しぶりに購入した一冊を読了しました
やっぱりお金払うと、一行一行じっくり読みます(笑)
第165回直木賞受賞作!】
鬼才・河鍋暁斎を父に持った娘・暁翠の数奇な人生とは――。
父の影に翻弄され、激動の時代を生き抜いた女絵師の一代記。
不世出の絵師、河鍋暁斎が死んだ。残された娘のとよ(暁翠)に対し、腹違いの兄・周三郎は事あるごとに難癖をつけてくる。早くから養子に出されたことを逆恨みしているのかもしれない。
暁斎の死によって、これまで河鍋家の中で辛うじて保たれていた均衡が崩れた。兄はもとより、弟の記六は根無し草のような生活にどっぷりつかり頼りなく、妹のきくは病弱で長くは生きられそうもない。
河鍋一門の行末はとよの双肩にかかっっているのだった――。
初めて読んだ作家の本でしたが、さすが直木賞受賞作で面白いです。
コンドル、フェロノサ、狩野派など、通訳案内士試験で覚えた名前が
リアルになりました。
早く図書館再開して欲しいなぁ。