新人脚本家の甲斐千尋は、新進気鋭の映画監督長谷部香から、新作の相談を受けた。『笹塚町一家殺害事件』引きこもりの男性が高校生の妹を自宅で刺殺後、放火して両親も死に至らしめた。15年前に起きた、判決も確定しているこの事件を手がけたいという。笹塚町は千尋の生まれ故郷だった。この事件を、香は何故撮りたいのか。千尋はどう向き合うのか。“真実”とは、“救い”とは、そして、“表現する”ということは。絶望の深淵を見た人々の祈りと再生の物語。

 

 

半年以上待ってようやく借りられた一冊。

 

最近は登山している姿をテレビで見るばかりでしたので

 

私にとっては久しぶりの長編でした。

 

結果、やはりすごく面白かった。

 

さすがだなぁ。。。。