久しぶりに引き込まれてしまい、ほぼ徹夜で読了しました

 

兄が死んで、私が生まれた。一歳の誕生日。ケーキには八本のろうそくが灯されていた。幼くして死んだ兄の代わりに産み直された妹は、母の絶大なる愛情を注がれ空洞として生き続けている。やがて兄の死の秘密を知るもうひとつの家族の告白が波琉子を揺さぶる―「お母さんはいいお母さん?」

 

札幌在住の作家ですが、こういう才能の人が

北海道にいると思うと嬉しくなるね。

 

「きわこのこと」も秀逸でしたが

これも素晴らしい一冊でした

 

それにしても眠い