「子どもを、返してほしいんです」親子三人で穏やかに暮らす栗原家に、ある朝かかってきた一本の電話。電話口の女が口にした「片倉ひかり」は、だが、確かに息子の産みの母の名だった…。子を産めなかった者、子を手放さなければならなかった者、両者の葛藤と人生を丹念に描いた、感動長篇。

 

これほど引き込まれた本は久しぶりでした。

今年は読書数が少ないけど、間違いなくベスト3に入る一冊です。

あまりのインパクトで力が入らない。