一晩で読み終えましたが
間違いなく今年度のベスト3に入る一冊でした
死刑制度は誰のためにあるのか? 最高刑の根源を問う犯罪ドキュメント! 「自殺は失敗すると痛いだけ。確実に死にたい。そうだ、死刑になろう」。自ら望んで“極刑になるため”に、9人を殺傷した男。執行は、彼の歪んだ欲望を満足させるだけではないか――わが国犯罪史上、前例のない「動機」に戸惑い、30回以上も本人との面会を重ね、苦悩しつつ対峙する記者たち。真の贖罪とは何かを問う壮絶な記録!
「死刑を望む被告を死刑にすると、死刑が刑罰として機能しない」
まさに、根源的な問題。
恐怖の一冊。必読書です。
久しぶりの
☆☆☆+