尼崎の凶悪事件は何が何だかさっぱりわからない
こんな残虐なことが事実なんだろうか
小説でもここまで複雑な相関関係の犯罪はあまりないような気がする
これは極刑やむなしか?
さて、今日の一冊は・・・
東京下町、荒川土手下にある小さな共同ビルの一階に店を構える田辺書店。店主のイワさんと孫の稔で切り盛りするごくありふれた古書店だ。しかし、この本屋を舞台に様々な事件が繰り広げられる。平凡なOLが電車の網棚から手にした本に挾まれていた名刺。父親の遺品の中から出てきた数百冊の同じ本。本をきっかけに起こる謎をイワさんと稔が解いていく。ブッキッシュな連作短編集。本が好きという感情たっぷりのミステリーでした。
☆☆☆