かつて私の上司
であった方が私の旅の師匠です。
上司、部下の関係を超えて随分と仲良くしてもらいました。
仕事だけではなく、プライベートでも二人で色々と旅行もしました。
今でもその方は旅の人生を歩まれていて、一年のうち半年以上は海外にいると思う。
アジアの街角でメシ食いながら、政治、経済、人種、歴史・・・本当に色々なことを教えてもらいました。
今でも「若いときに色々なことを教えてもらってよかったなぁ」としみじみと感謝します。
いずれ、私の子供たちも旅行に出るのだろうけど、どんな旅をして、何を感じるのだろうか。
さて、今日の一冊・・・
東京都葛飾区在住の有村礼次郎という一人暮らしの資産家老人が失踪した。捜査すべき“特異家出人"であるかを探ることになった警視庁捜査一課特殊犯の堂園晶彦は、老人と唯一交流があったという少女・加藤奈々美から、老人と電話で話した際「変な音」を耳にしたことを知る。有村邸の玄関からは血痕が検出され、預金通帳や証書、有価証券、不動産の登記書、時価二億と推定される根付のコレクションが消えた。目撃証言により、彼を拉致したのは鹿児島の元指定暴力団員・中俣勇夫であることが判明。中俣の消息を追い鹿児島に飛んだ堂園は、自身の祖父と有村老人が県立鹿児島第一中学校で同級生だったことを知る。二人は高等学校の替え玉受験が発覚したことを機に、故郷・鹿児島を追われていた。県警の刑事・大迫らとともに中俣の潜伏先を特定した堂園は突入をはかるが、その直前、錯乱に陥った中俣が相棒に射殺されてしまう。しかし、拉致されたはずの有村老人は、その場に居合わせていなかった。有村の拉致には、彼と堂園の祖父の過去が大きく関わっていた……。
旅行中に読みましたが、前評判ほどではなかったです。予測できちゃうストーリーで、ワクワク感がなかったかな。
☆☆です
