11月も近づき私の「勝手に読書大賞」も佳境を迎えております
例年100冊を目標にしていますが、今年は達成しそうもない状態
「空白の5マイル」
「苦役列車」
「下町ロケット」
が有力候補でしたが、ここに来て素晴らしい一冊を読みました
昭和39年夏。10月に開催されるオリンピックに向け、世界に冠たる大都市に変貌を遂げつつある首都・東京。この戦後最大のイベントの成功を望まない国民は誰一人としていない。そんな気運が高まるなか、警察を狙った爆破事件が発生。同時に「東京オリンピックを妨害する」という脅迫状が当局に届けられた!しかし、この事件は国民に知らされることがなかった。警視庁の刑事たちが極秘裏に事件を追うと、一人の東大生の存在が捜査線上に浮かぶ…。「昭和」が最も熱を帯びていた時代を、圧倒的スケールと緻密な描写で描ききる、エンタテインメント巨編。
この作家は大好きですが、今までは全く違う小説でした。
一文一文が持つ力が圧倒的で、昭和39年をビビッドに蘇らせてくれます。学生運動、オリピック、昭和のパワー、どれも興味深いテーマが見事に紡がれていきます。
これは恐らく今年一番かな・・・
☆☆☆+です
さて、先日の水泳大会の結果は
泳いだ全種目で優勝でした
一応、相手は子供ではなかったので