今日は恐い話しです。


高校時代の親友の一人(野球部員で甲子園にも三塁コーチャーとして出場しました)が、ある時私にバイトをしないかと誘ってきました。


そのバイトとは慶応病院における死体洗いのアルバイト。 ホルマリンのプールに漬け置かれている死体を時々、長い竿でひっくり返すという内容。 アルバイト代は一日20,000円だったと思う。


迷わず、「ヤルヤル、絶対ヤル!」と決めました。 正直な話、恐いとかは全くなくて、ただ割りの良いアルバイトだと思ったのでした。


しかし、その夜から、私の手は本当に生臭い匂いが漂い始めたのです。 母親からも指摘されるほどの匂い。


いくら石鹸で洗っても消えない匂い。 ちょっと気持ち悪くなって、「やっぱ、そのバイトやらない」と断りました。


実はそんなバイトは存在しない、都市伝説の一つだということですが、手の匂いのことは本当なのです。


本当に不思議な出来事でした。