https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E7%8E%8B%E5%9B%BD%E8%BB%8D
タイ王国軍(タイおうこくぐん)
タイ軍は王国の王制、独立、国土を保全するために戦力を準備する。東南アジア諸国連合
との協力、アメリカ合衆国
などとの集団防衛、軍備生産の自立、共産ゲリラ
の転覆などを基本的な政策として行ってきた。
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↑アメリカとのしゅうだんぼうえい って にほんの アメリカとの しゅうだんてき じえいけん と いっしょなのかなあ。
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徴兵制[編集
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毎年4月頃、18歳以上の男子に対して徴兵
が行われる。ただし、士官学校生
や一般の学校(マッタヨム
3~6年)に所属し「軍事科(ウィチャー・タハーン)」を3年以上受けた者、体・精神に障害のある者および体力のない者は徴兵の対象外とされている。また、徴兵制度の対象者が多すぎるため、兵になることを自ら希望する者以外は、徴兵対象者はくじ引き
によって決定される。女子は徴兵の対象外であるが18歳以上で希望すれば訓練を受けることが出来る。徴兵の時に逃げるとすぐに捕まえられ、10年間の懲役に科せられる。
くじ引き[編集
]
徴兵対象者は徴兵状が渡されると、各州の講堂に集められる。くじ引きでは、陸軍
、海軍
、空軍
(3つをまとめて赤票)、徴兵免除(黒票)の4つのくじが入っており[3]
、これらを箱から手で引くことになる。三軍の中では特に海軍の訓練が厳しいことで有名で、くじ引きの結果海軍への入隊が決まった者がその場で気絶したこともあった。この模様はタイ全土にテレビ放映され、毎年の恒例行事の1つとなっている[3]
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ニューハーフの徴兵
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タイは男性器
を切除したニューハーフ
と呼ばれる人々が他国に比べ多いが、現在、タイの法律では戸籍の性別は変えることが出来ない。そのため、ニューハーフであっても戸籍上の性別が「男性」である限り、徴兵検査や兵役のくじ引きに参加しなければならない。しかし、今までは「強く勇敢な兵士になれそうに無く、軍の風紀も乱れる恐れがある」との理由から「精神障害者」ということにして不合格としていた。ところが、『ネーション
』紙2008年3月20日号によると、最近、ゲイ権利団体が軍に「徴兵検査失格証明書に精神障害者であると記載されているために就職やローンの審査で不利になる」と抗議した。それを受けて、防衛省徴兵局長のソムキアット将軍が「精神障害者と記載するのはすぐに止め、男でもなく女でもなくニューハーフを差別するのでもない新しい第3の性別名を探してみる」と述べた。「第3の性別名」が決まるまでの間は、徴兵検査を受けるニューハーフは「30日以内に完治しない病気に罹っている」として不合格にすることとなった。さらに、「第3の性別名を適用されるためには、3年間連続で彼らが真剣に女性として生きようとしていることを証明するレポートを軍に提出しなければならない」とソムキアット将軍は述べた。ちなみに、徴兵検査参加者のうちニューハーフが占める割合は毎年1%未満である。