和へ429 空想ポエム 造船所のアジア人実習生。 | 宮崎光子のブログ

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和へ429 空想ポエム 造船所のアジア人実習生。

ここは宇宙

そこに緑色に光る星がありました。

進水式では造船所の働き手たちによって持ち上げられた船が海へ滑り出します。

ノルウェーの船です。

ノルウェーのパリッとした背広の大男たちは高いところで手を振っている。ご婦人方も手を振っている。

インドの背広組もいました。

保育園のかわいい子供たちが風船を空に飛ばす。

アジアからの実習生はまだ入ったばかり。

若いのかと思ったら、24歳と28歳で結婚していて、小さなお子さんがいるらしい。

一人は奥さんは国にいて、もう一人の奥さんは日本に働きに来ているそうだ。でも愛知県で遠いそうです。

住居も取材させて頂きました。

こじんまりとしたアパートはきれいにかたずいていて、2人で住んでて床に薄い布団がひかれていて、窓の外に洗濯物がほしてありました。

薄い布団は寝たら痛くないのかなと思いました。

アジアからのコーディネーターと造船所に40年勤めている先輩も一緒でお茶とお菓子の差し入れがありました。

私は歌が好きなので歌の交換会を思い付き

美空ひばりさんの「柔」を歌いました。

そして、通じない言葉てお国の唄を歌ってもらえないかと言いましたが、結局歌ってはもらえませんでした。

シャイなのか歌がダメなのはわかりませんでした。

言葉の壁もありあまり会話もできず外国人実習生が1年以内に半分くらい消える話もしましたが、よく分かりませんでした。

40年の先輩のもうそろそろという声もあり、おいとまとなりました。

取材料を少し払おうかと思ったら、40年の先輩からそんなことをしてはいけないと止められて、もうこれで終わり、今後はこないようにと言われました。

実習生の場合、取材は継続しないといけないと思っていたので、これでは書けないと思い、牧師さんに相談したら、新聞記者は命がけで取材している。やめたほうがいいと言われやめることにしました。