飲酒運転の事故のニュースを聞くと福岡の事故の問題を思い出します。
福岡海の中道大橋飲酒運転事故 ウィキペディア
2006年8月25日22時50分ごろ、33歳の会社員・その29歳の妻・3児の家族5人が乗っていた乗用車が、福岡市西部動物管理センターに勤務していた加害者(当時22歳:以下、「A」とする)が運転する乗用車に海の中道大橋で追突された。追突された被害者側乗用車は橋の欄干を突き破り、そのまま博多湾に転落した。乗用車は水没し、この結果車内に取り残された4歳の長男・3歳の次男・1歳の長女の計3名が溺れて死亡した。また脱出に成功した会社員と妻も軽傷を負っている。
(福岡市のこども病院人工島移転が問題になってて、海ノ中道大橋は唯一、人工島のこども病院建設予定地に行く橋でした。その橋でお子さんが3人犠牲になりました)
判決[編集
]
一審の福岡地方裁判所
は業務上過失致死傷罪
のみを認定し、懲役7年6月とするが、検察が控訴。さらにA側も量刑を不服として控訴した[3]
。この際、初公判で、「悔やんでも悔やみきれません」「まっ黒な海の中でたくさんの水を飲み、苦しみながら亡くなった子どもたちのことを思うと、どうおわびして良いか、言葉が見つかりません」「私にできることを誠心誠意行い、償っていきたい」と涙ながらに反省と償いの言葉を口にしたにもかかわらず、判決を不服として控訴した被告人に批判が続出した。
二審の福岡高等裁判所
は危険運転致死傷罪
を認定し、道路交通法
違反と併合して懲役20年の判決を下した[4]
。Aは上告した。
最高裁は2011年10月31日、上告を棄却する決定をした[5]
[6]
。5人中4人の裁判官が危険運転致死傷罪が成立すると判断したが、田原睦夫
(弁護士出身)は危険運転致死傷罪は成立しないとの反対意見を示した[6]
。
一方、被害者家族が加害者に対し約3億5,000万円の損害賠償を求めていた民事訴訟は、2012年10月17日に加害者が謝罪した上、福岡地裁で和解が成立している(金額は明らかにされず)[7]
。
事件の影響[編集
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市幹部の処分
山崎市長は9月26日、自身の10月分の給料を20%減額すると発表した。また、男性が勤務していた動物管理センターを統括する保健福祉局の担当者として、中元弘利副市長も10月分給料の10%を自主的に返上することを表明した。また、9月29日には、保健福祉局長が10月分給料を10%減給、生活衛生部長・動物管理センター所長・人事部長が文書訓戒
、総務企画局局長が戒告
、西部動物管理センター所長が厳重注意という処分内容を発表する。
(なんとなく医薬品開発の動物実験なんか思いますが、動物管理センターから大学病院なんかに動物を送ることがあるのでしょうか?メールで問い合わせします。)
)