和へ331 平穏死を考える。家族と病院の連携問題。
私の叔母は認知症で精神病院に入院している。
先月から誤嚥をするようになったのかお茶がジェリー状になっていた。
先日、病院に行くと、食事がしたいと盛んに顔をよがませて訴えていた。
腕には青あざがたくさんあり、点滴で栄養補給をしているように思える。
病院に訪ねると娘さんに伝えているとのこと。
体を拘束しての点滴も心配している。
娘さんは遠くに住んであり、年に数回しか見舞いに来られない。私にもあまりお見舞いに行かないようにとのことだった。
私は自分が精神病院に入院させられた経験を持ち、その時のつらい体験から叔母に同情し成年後見人を申し立てたが弁護士さんが成年後見人に選ばれた。
私が成年後見人を申し立てたのは財産管理ではなく身上監護の問題からだ。
そして、人生の最後の食事の問題について考えています。
精神科や認知症の薬などはのどの神経とかそのようなものにも影響するのか誤嚥になりやすいと思われます。
私は精神病院に入院してすぐ、暴れてもいないのに体を拘束され強い点滴を打たれました。その時、舌がおかしくなり物が飲み込みにくくなりました。
そんな話は他の人でも聞きました。
長年薬を飲んでると、飲み込みに影響があるようにも思います。
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平穏死を考える(3)胃ろう、点滴で永らえて・・・
夫は当初つえで歩けたが、次第に車いすや食事介助が必要になった。昨年は1回の食事に1時間近くかかるようになり、年末には誤嚥性の肺炎になった。
口から十分食べられないため、病院から「胃ろう」か点滴で栄養補給することを提案された。胃ろうは腹部に小さな穴を開け、栄養剤を管で胃に流し込む。口から食事をするのと同様に胃腸から栄養を吸収する方法だ。認知症の家族がいる知人に相談すると、「胃ろうは食事と同じ。点滴では長く生きられない」と教えられ、胃ろうを選んだ。
しかし「また太って元気になるかなと思ったが、期待し過ぎだった」と妻。夫の顔色は悪くはないが、寝たきりのため筋肉は衰え、栄養は補給しても体はやせ細る一方だった。その後、肝臓の調子が悪くなったため胃ろうによる栄養は中止し、今は鎖骨下の太い静脈から高カロリーの点滴で栄養を補給している。
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認知症患者の治療に詳しい浴風会病院(東京・杉並区)精神科診療部長の須貝佑一さんは「認知症は、他の病気にならない限り、最期は寝たきりで食べられなくなる。できれば最期の状況を想像し、事前に本人に胃ろうの希望などを聞いておきたい」と話す。
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叔母の場合は、食べる意欲が旺盛ですが病院がとめているようです。
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<口から食べられない場合の栄養摂取法>
大きく分けて、
(1)管を通して栄養剤(経腸栄養剤)を直接、胃に入れる方法(経管栄養)
(2)血管から高カロリーの輸液を点滴する方法
がある。
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平穏死を考える(1)胃ろうは使わない
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平穏死を考える(2)入院やめホームで看取る
病院勤務だった石川さんは2002年に開業後、地域で患者や家族の人生を見つめる中で、医療の役割を考え直した。「入院させれば、死を先送りできるかもしれない。しかし、患者にとって決して快適でない状態を長引かせるのはどうなのか」と話す。
不動産業を営む息子(71)は毎日、朝昼晩とホームに来て食事を介助した。飲み込む力をほとんど失っても、時間をかけて食べ物を口に運んだ。何度も肺炎による入院治療を繰り返したが、最後に肺炎を起こした際は、家族、職員、石川さんらで話し合い、「これ以上は、かわいそう」と入院治療をすることはやめた。
「電話をくれれば、すぐに行く」という石川さんの言葉に安心し、息子は自宅での看取りを決意した。家に帰って4日目の朝、女性は安らかに息をひきとった。「ホームに支えられて、自分がやれるだけはやった。まったく悔いがない」と息子は振り返る。
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家族と病院の連携でなんとか穏やかな最後をみとることができないか考えていきます。