私はその頃から
周りの人たちに
恵まれていたと思う。
たくさんの人が
私の身体を心配し、
元気になってほしい、と
力を尽くして下さった。
なのに、
ホントに私は
しょーもない子供だったのだ。
摂取カロリーは
2100→1800まで
落としても良いことになった。
蛋白質70g塩分5g
これは変更なし。
なのに、
私は摂取カロリーを
1000で計算した。
なぜなら、
早く痩せたいから。
さらに、
腎臓食の本を見ると
腎炎や腎不全は
低蛋白になっている。
ネフローゼは蛋白尿で
体内の蛋白質が減るから高蛋白
という理屈はわかるけど、
腎炎のページには
蛋白質は腎臓に
負担がかかると書いてある。
ネフローゼの腎臓に
蛋白質の負担はいいのだろうか。
私の腎臓も
もう何ヵ月も蛋白尿は−なのだから、
蛋白質の補充は
いらないのではないか。
さすがにこれは
もし万が一それが元で
再発したら困るので
すぐには実践しなかったけど、
総カロリー、脂質、糖質は
すぐさま徹底的にカット。
当時の分類は
①乳製品
②肉魚&大豆食品
③野菜&果実類
④主食類
蛋白質にも種類があると教わったので
乳製品、大豆食品はちゃんと摂り、
肉はほぼ鳥ササミ、
魚は鰹の生利メインで、
鱈、鮭、たまの贅沢に鯖。
あとはひたすら野菜。
主食はごはんを1食20g。
パンや麺類はカロリー高いし
塩分もあるので✖️。
調味料は
油はほぼ使わず、
マヨネーズなんてご法度。
減塩醤油、減塩ソース、
ケチャップのみ。
それらも全て1g単位で計算し、
全ての食材を計量して調理していた。
もちろん、
家族とは別メニュー。
目の前で家族が
唐揚げを食べてても、
モクモクと
ササミとモヤシの鰹節和え
を食べていた。
とても推奨できない、
トンデモネフローゼ食。
精神衛生上も
あまりよろしくない。
もちろん栄養士さんに
見せられないので、
二重に献立表を作り、
正しい方のみを見せていた。
我ながら、
こざかしい。。
薬はちゃんと飲んでいたとはいえ、
しっかりやらかしていた。
先生、
栄養士さん、
本当に
ごめんなさい。