退院三日目の朝を迎える

この写真は入院前に岡山に別れを告げるにあたり、幼少の頃から親しんだ心の古里の風景です。さらば岡山…そんな心境で撮りました。

なんか闘病生活記みたいになってきたけど、今日で三日目を迎えられました。普段通りとはいかないけれど、次第にペースは戻りつつあります。頭の線路のホッチキスは無くなりはしたけど、相変わらず廃線跡のようにそこだけ不毛地帯と化し、とても人前に出られる容姿ではありません。ホッチキスがあればアクセサリーとして威嚇できたのに…残念。

頭痛は局地的なものに変化して、ごく一部分が痛かったりはしますが、痛み止めなしでも過ごせるようになりました。

気になるのは耳の聞こえが、ボワーンとして、クリアではないこと。あと平衡感覚が少し変で、布団から起き上がる時に、ふらついたりします。そして、時々、姿勢にもよるのですが奇妙なのは頭の中、右耳の後ろあたり？からプチッ、プチッ、プチッと時計のように脈打つ音がします。先生によれば次第に消えるということです。頭皮の一部にはまだ感覚が麻痺してる場所があり、もしこれが戻ればかなり心地よいと思うのですが、当分先のようです。

別件ですが３月１０日に岡山フルートの会のフェスティバルにゲスト出演します。

本格的に練習しないとヤバいです。

今日あたりからフルート始動しなくては間に合わなくなってしまいます。

曲目はクーラウのフルート四重奏の第一楽章。

メンバーは、僕の後任で岡山に帰ってくる日フィルの柴田勲氏とその奥様、都響の小池郁江さん。後にも先にも一期一会のアンサンブルメンバーです。

願わくば、不毛地帯が少し隠れるくらい周囲の毛髪が伸びて欲しいなと…😭

ご心配かけておりますが着々と快方にむかっております。

そして！４月から新居が横浜市に決定いたしました。

しがらみから解放され、自由人としての森圭吾の復活です。

今年１０月２０日には東京でのリサイタルも決まっております。

復活の暁には是非ともご贔屓のほどをお願いいたします。