昨日、2012年黙示録という本を読んだ。
ちょっと感動した部分があったので、抜粋してみました。

『だいぶ前の事ですがある新聞に、アフリカ難民キャンプでの出来事を伝える記事がのっていた。それは、特派員として難民キャンプを取材した記者が、後日談として書いたものでした。この記者は滞在中に一人の子供と仲良しになりました。毎日の食料さえ充分に手に入らない生活の中で、その子供には1日1個、とうもろこしの実がおやつ代わりに与えられていました。子供はそれをすぐに食べずに、野牛の角で作った容器に入れていたのです。たまった5個ほどのとうもろこしの実を、毎日取り出しては点検し、まるで宝物のように扱っていたそうです。取材が終わり、いよいよお別れの時がきました。短い滞在時間でしたが、情が移り、後ろ髪を引かれる思いで立ち去ろうとする記者の所に、子供が走りよってきました。その手には大切な宝物が二個、記者へのプレゼントとして握られていたというのです』この感動的な実話を元に、記者は
豊かさとは何か?と問いかけています。・・・

この本には日本人の心の貧しさが問われています。
「私の心はピュア*スゥイ~トエンジェル

」
なんて言ってる場合じゃないなぁ。
何があっても、住む所も食べ物もあるもんね。感謝!