単純だけど、面白い

子供も夢中になって観ていた。
「ママ~どうやったら、シュートの時あんなに飛べるの?」
という質問に、
「毎日心を強く、やさしくして、瞑想するんだよ」と

真顔で言ってみた

日本の少林寺拳法の創始者は、宗道臣。
戦争の辛い経験により、
「人、人、人、すべては人の質にある」と悟った人。
真の平和の達成は、慈悲心と勇気と正義感の強い人間を
一人でも多くつくる以外にないと考えた。
それは・・・
敗戦直後の日本が、道義も人情もすたれ

日本人同志が互いにいがみあって

自分だけの幸せを願い、
他人の不幸を見て見ぬふりをすることに慣らされ、
不正と暴力だらけで

道義も秩序もない弱肉強食の修羅場を見て
「全ては人の質にある」と思い未来を担う少年達に
小林寺を教えていったという。
昭和22年の出来事だ。
そう遠くない・・・

質かぁ。
せめて、人の幸せを願える心でありたいなぁ。