チャイルドライフスペシャリストという職業。
気になったので手帳の隅にメモった記憶がある。
おとといTVをつけたら、またやっていた。
どんな職業かというと、闘病や慣れない病院生活における子供の精神的負担をできるかぎり軽減し、子供の目線に立って、遊んだり、治療の説明をしたりする医療スタッフだ。
といっても、医療行為はしないので、子供にとっても安心な存在だ。
TVでは、難病の10歳くらいの男の子をケアしていた。
両親は看病疲れで倒れ、病院に来れなくなる。
落ち込んでいる男の子と一緒に遊びながら、さりげなく本当の気持ちを引出す。
すると、悩んでいる原因は「自分の病気のために両親が苦労している事に対して申し訳ない」ということだった。
そのチャイルドライフスペシャリストは心の細部まで入り元気付ける。
もう一人中学3年生の男の子。
入院後、しばらくして、急に暗くなってしまう。
話をしていく中で、受験への不安と気づき、テストを作ってあげ
勉強する事で明るさを取り戻した。
すばらしい職業だと感動した

(現在では日本では資格がなく、留学しなければとれない)
病気を持つ子供の両親のケアもそうだが、それより当の本人がケアされなければ全く意味がない。
病気を治すことと同じくらいに、心のケアが必要だと感じた。