『ファイットォ~』 | 心と身体の次元を超えて

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SpiSpiSPA ☆ Nomoto kazuyo

歯医者の予約が近づいている。
今度は久しぶりの麻酔だ

私は歯医者が大の苦手。
診察台に座った瞬間別人になる。

いつだか、親知らずを抜いた日のこと・・・
歯医者さんには、怖がりで痛がりなのでと、
必死に伝えてあった。

「野本さ~ん。麻酔打つけど、少しチクッとしますよ~」
両手にハンカチを握り締め、硬直状態。

この時は、人生最大に辛かったことを思い出し、
それよりは、歯の治療のほうがまし!と心で言い聞かせる。

麻酔が刺さった!!とその時
横にいた助手の女の子が・・・「野本さん。ファイットォ~!」
その声に反応した私は何故か、痛くもないのに
涙がポロポロでてしまった!
先生が「大丈夫?!」  「はっはい」と私。

まさか、「ファイットォ~」に、感激し
気が緩んだとは言えなかった。

(これは笑い話ではありません.。゚+.(・∀・)゚+.゚)